女性は年齢が上がるにつれ肥満の割合が高くなり、特に40~50代にかけては体重の数値ももっとも大きくなります。40代の肥満の割合、平均体重をかんたんにまとめました。
40代女性の肥満の割合はどのくらい?
厚生労働省が出している「国民健康・栄養調査」によれば、20歳以上の女性の肥満率は21.9%。このうち、40代の女性の肥満の割合は17.1%です。データは、平成30年(2018年)のものです。
この数値は、身長と体重から算出するBMI(ボディマス指数)から割り出されたのもです。
40代女性の体重の平均は、いくら?
同じく、厚生労働省が発表している「国民健康・栄養調査」には、年齢別・男女別の平均体重のデータが公表されています。
いちばん新しいもので、平成30年(=2018年)のデータが公表されています。30代以上の平均体重が、10歳きざみで紹介されています。
女性の平均体重(2017・2018年) | ||
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年齢 | 平均体重(2017年) | 平均体重(2018年) |
26~29歳 | 52.5kg | 52.8kg |
30~39歳 | 54.4kg | 53.6kg |
40~49歳 | 55.8kg | 55.5kg |
50~59歳 | 55.4kg | 55.2kg |
理想の体重は、身長によって違う? BMIの算出方法は?
理想となる体重は、身長によっても変わってきます。WHO(世界保健機関)が標準体重を出す際に用いる、BMI(ボディマス指数)という体格指数があります。
・BMI = 体重kg ÷ (身長m)²
このBMIは日本でも広く使われていて、医療機関やダイエットジムなどで肥満の判定に用いられることがあります。「日本肥満学会」では、太りすぎでも痩せすぎでもない、病気にかかりにくい理想のBMIを[ 22 ]に設定しています。
そこで、上の公式のBMIの数値に22を入れて、適正体重を求めるための式を導き出します。
たとえば、身長が158cmだったら、cmの単位をmに直して計算します。
1.58 ✕ 1.58 ✕ 22 = 54.9208
と導き出せます。
身長(cm)の数値を入れるだけで、「適正体重」、見た目にスリムに見える「美容体重」、女優やモデルのように見える「モデル体重」まで計算してくれるサイトがあります。こちらでは、身長の“センチ”の数値を入れるだけで、すぐに数値をはじき出してくれます。
ここで導かれる適正体重は、あくまで目安です。
女性の場合、加齢とともにホルモンのバランスも変わってきますので、ダイエットは生理周期のリズムを見ながら行なう必要があります。