私は、“ニキビ跡専用化粧水”というキャッチコピーにひかれて、『リプロスキン』を購入しました。残念ながら、単体ではクレーターを治す効果を感じられませんでした。それでも、約2年ちかくこの商品を使い続けてします。使い方を変えてみたら、効果を感じられたからです。
この記事では、『リプロスキン』の口コミや評価をまとめた上で、効果的な使い方についてご紹介します。
賛否両論!Amazonやアットコスメで見る『リプロスキン』の評価とは?
実際に商品を購入した方々の、カスタマー評価を調べてみました。
『リプロスキン』Amazonの口コミ!平均評価は★3.1
2019年11月時点で、『リプロスキン』のAmazonでのカスタマー評価の平均は、☆3.1です(星5つが満点)。
「効く」という意見
- ほおやあごのニキビ跡がひどかったのですが、ニキビ跡が薄くなり、肌質も良くなってきました。
- 中学の女子です。いままでニキビとニキビ跡で顔中が真っ赤でしたが、徐々に赤みがなくなってきました。
「効かない」という意見
- ニキビは少し減ってきました。ニキビ跡は薄くなってません。
- 私には合わなかったようで、小さいニキビから大きいニキビまで、余計ひどくなりました。
『リプロスキン』アットコスメの口コミ!平均評価は、★4.1
2019年11月時点での、『リプロスキン』のアットコスメの平均評価は、☆4.1。アットコスメは、星7つが満点ですので、平均より少し上という評価です。
「効く」という意見
使い続けて1か月ぐらいで肌が前より柔らかくなったと感じるようになり、凸凹だったニキビ跡も薄くなったような気がします。
「効かない」という意見
- たいして効果はありませんでした。値段も高かったのに残念。
- 4か月ほど使用しました。香りがよくて浸透力もあったのですが、肝心のクレーターには効果はありませんでした。
重度のクレーターに悩む、わたしの評価
わたし自身、こめかみや頬にクレーターが残っています。波打つような状態で、クレーターでもかなり重度の症状です。そんなわたしが、『リプロスキン』単独でのニキビ跡への効果を採点すると・・・
- 赤み・・・〇
- 茶色いしみ・・・△
- クレーター・・・✕
『リプロスキン』には、ニキビをできにくくする作用や、新しくできたニキビの炎症を抑える作用はあります。ただ、はっきりいって、クレーターに直接的な効果があるとは思えません。
それでも、この商品を使っています。それはなぜか?
リプロスキンの効果的な使い方は?ブースター化粧水として併用をおすすめする理由とは?
真皮(=肌のず~っと奥の部分)が傷ついた凸凹型のクレーターを完全に治すことは、現在の技術では難しいと思います。
特にセルフケアで改善しようと思うと、食生活の改善・洗顔後の保湿をじゅうぶんに行ないながら、ターンオーバーで少しずつ肌が入れ替わるのを待つ必要があります。
ビタミンC美容液が、真皮に届かない理由
唯一、傷ついた真皮に外部から働きかけることができるのが、高濃度のビタミンC美容液です。代表的なのが、ビーグレンの『Cセラム』です。
ただし、ビタミンCはニキビ跡に有効なものの、極めて不安定な物質です。市販されているビタミンC誘導体の多くは、そもそも肌の奥には届きづらいという欠点があります。
ビーグレンの『Cセラム』は、QuSomeという独自技術でビタミンCをカプセルで守りながら、肌の奥まで届けます。
ただ、ニキビ跡の凸凹があまりに酷いと、この技術をもってしても、ビタミンCを真皮に届けることができません。傷ついた肌の一部が盛り上がってしまい、角質の山を築いているからです。
でこぼこな角質層はバリヤーとなって、肌の奥へ進もうとするビタミンC美容液をはじき返してしまいます。
効果的な使い方!『リプロスキン』をブースターとして併用、美容液の浸透をアシスト!
人間にはもともと、乾燥から肌を守るため、皮脂という天然の保湿成分があります。
(⇦ 皮脂は過剰にあるとニキビの原因となりますが、適量だと保湿に働いてくれます)
皮脂は、油溶性。通常ならば、水溶性である美容液をはじいてしまいます。美容液を肌の奥に届けるためには、第一の壁(油の性質)⇨第二の壁(水の性質)という、まったく正反対の属性のバリヤーをくぐり抜けなくてはならないのです。だから、ほとんどのニキビ化粧品は、軽度のニキビ跡にしか効かないのです。
『リプロスキン』は、水と油、両方の性質をもった保湿油です。つまり、水と油、両方に溶ける性質があるのです。このため、水にも油にもなじみやすく、本来なら肌に届きにくい美容液の有効成分を真皮まで届けるサポートをしてくれるのです。
そこで、『リプロスキン』をブースター化粧水として使ってみました。つまり、届きにくいビタミンC美容液を、リプロスキンの浸透力でサポートしてもらう作戦です。
洗顔後。はじめに『リプロスキン』で、肌をやわらかくし、角質層に美容液が通れるすき間を作ります。そのあとで、『Cセラム』を手のひらでじんわり温めながら、肌の奥に浸透させてゆくのです。単品で使うのではなく、二段構えで角質の壁を突破するのです。
『Cセラム』以外でもビタミンC誘導体の美容液をお持ちのかたは、一度リプロスキンとの“併用”を試してみてください。