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トマトジュースはニキビ跡に効く?リコピンの作用とデメリット

ニキビ

トマトの赤い色素のもととなる成分、「リコピン」。ニキビやニキビを改善するのに、大きな効果があると言われています。では、トマトを搾ったトマトジュースは、ニキビ跡を治す作用があるのでしょうか?

この記事では、トマトに含まれる栄養素について解説し、トマトジュースを飲み続けることのメリット・デメリットについてもお伝えします。

ニキビ跡に作用する、トマトの成分

トマトに含まれる栄養素の中で、ニキビに有効な成分とそれぞれの効能についてまとめました。

リコピン

リコピンは、トマトの赤い色のもととなる色素の成分です。

リコピンには、強い抗酸化作用があります。抗酸化、つまり、体が酸化する(=サビる)のを防ぐ作用があるのです。

☆ニキビ跡ができるメカニズム☆

ニキビが炎症を起こすと、皮膚から活性酸素が生み出されます。活性酸素は細菌を排除してくれますが、健康な細胞をも酸化させ、サビつかせてしまう性質があります。

(⇦ 強すぎる消毒液が、毒になってしまうようなもの)

そこで、活性酸素から肌細胞を守るために、表皮からメラニンが生成されます。メラニンは傘のように肌細胞を覆って、活性酸素の攻撃から守ってくれます。メラニンは役割を終えると、体外へ排出されます。

ところがあまりに活性酸素が多いと、大量につくられたメラニン色素の一部が皮膚に残ってしまい、茶色や黒のシミとなります。これが、ニキビ跡です。

リコピンには活性酸素を抑え、細胞の弱体化を防ぐ効果が期待できます。肌細胞が元気を取り戻せば、ニキビ跡の修復にも力を発揮してくれます。

活性酸素を減らす ⇨ メラニンが皮膚に残らなくなる ⇨ ニキビ跡やシミができにくくなる!

ビタミンC

ビタミンCにも、抗酸化作用があります。活性酸素のはたらきを抑え、色素沈着タイプのニキビ跡を軽減してくれます。

また、ビタミンCはコラーゲンの生成を助けてくれます。

肌にハリや弾力を与えてくれるコラーゲンですが、食事から摂取したコラーゲンはそのままコラーゲンとして作用する訳ではありません。いったんアミノ酸に分解され、そこから用途に応じて、各種のタンパク質に再合成されます。

このとき、分解されたアミノ酸が、体内でビタミンCや鉄分と結びつくとコラーゲンを再合成することができます。つまり、ビタミンCをコラーゲンといっしょに摂取すると、肌の弾力を取り戻すために働き、頬のたるみやクレーターを改善する効果が期待できます。

カリウム

カリウムには、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を調整して、細胞を正常な状態に保つはたらきがあります。

また、腎臓にはたらきかけ、老廃物の排出をスムーズにしてくれます。老廃物は尿として腎臓から、汗として顔や全身から排出されます。このとき、尿からの排出がスムーズでないと、顔から出る老廃物が増えてしまいます。

食物繊維

ヒトの腸の中には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つの菌があります。

このうち、悪玉菌が増えすぎると、血液を通じて毒素が全身に運ばれることになります。毒素が肌にまわってくると、肌荒れやニキビの原因となります。

食物繊維は、大腸で分解されると、善玉菌のエサになります。すると、善玉菌が増え、腸内の環境が改善されます。

トマトジュースを飲むメリット

トマトパスタ

トマトのリコピンは、細胞壁の中に含まれています。トマトをそのまま食べるより、すりつぶすなどして細胞壁を壊してしまったほうが、リコピンの吸収率を高めることができるのです。

加熱すると吸収力アップ!

トマトを加熱すると、細胞壁が壊れやすくなり、中に閉じこめられたリコピンが出てきます。

さらに、リコピンには油に溶けやすいという性質がありますので、油で炒めると吸収率がぐんとアップします。

リコピンは熱にも強く、炒めたり煮込んだりしても成分が極端に減少することはありません。

トマトジュースは殺菌のため、製造の段階で加熱処理されています。熱でリコピンが溶け出していますので、トマトをそのまま食べるより、リコピンの吸収率は2~3倍上がることになります。

市販のジュースより、自分ですりぶした方がよい?

加熱処理された市販のジュースには、リコピンはたくさん残っています。

しかし、同じく抗酸化作用をもつビタミンCの栄養素はほとんどなくなっています。ビタミンCは、熱にとても弱い成分だからです。

市販のジュースでもリコピンは摂れますが、ビタミンCは摂れません。自分でジューサーですりつぶした場合は、リコピンもビタミンCも摂取できます。抗酸化作用によるニキビ跡改善効果は、自作のジュースのほうが高まるのです。

もうひとつ理由があります。市販のジュースには大量の砂糖が使われています。砂糖は腸内の悪玉菌の大好物! これが老廃物をたくさん排出することになり、肌荒れにつながってしまうのです。

どうしても市販のトマトジュースを買うなら、デルモンテの『リコピンリッチ』がおすすめ!

そうはいっても、自分で作るのは面倒、という人もいるかもしれません。どうしても市販の商品でお手軽に済ませたいというなら、デルモンテの『リコピンリッチ』がおすすめです!!

デルモンテの『リコピンリッチ』は、リコピンの量が平均的なトマトジュースの1.5倍! かつ、食塩・砂糖を不使用というのがデカい。お手軽にリコピンを摂取したいなら、市販のトマトジュースの中ではおすすめです。甘いトマトジュースに慣れた人は好みの味ではないかもしれませんが、トマト本来の甘みと濃厚さが味わえます。

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トマトジュースを飲み続けることのデメリット

トマトやトマトジュースが、美肌に良いことはわかりました。では、毎日トマトやトマトジュースを摂取し続けて、問題はないのでしょうか?

トマトジュースの飲みすぎは、かんぴ症に?

毎日みかんばかり食べすぎると、手足や顔の皮膚が黄色っぽく変色することがあります。これは、柑皮症(かんぴ症)という症状です。

みかんに含まれる色素・カロテノイドは、皮膚の角質層や表皮に沈着しやすく、症状が強い場合は全身が黄色く変色してしまいます。

トマトには、βカロテンリコピンという栄養素が含まれますが、どちらもカロテノイドの一種です。極端に摂りすぎると、手足や顔が黄色っぽくなってしまう可能性があります。

かんぴ症は、原因となった食品を控えれば改善します。とはいえ、トマトの過剰摂取は控えたほうがよさそうです。

トマトジュースの常飲は、「高カリウム血症」のおそれ

体内に入ったカリウムやナトリウムは、そのほとんどが腎臓を通して排出されます。ところが、排出できる量より多く摂取しつづけると、体内のカリウム濃度が上がってしまいます。

これが、「高カリウム血症」です。軽度のうちは、筋力の低下などの症状として現れます。症状がすすむと、手や口のしびれ、不整脈となる可能性もあります。不整脈とは、 脈がゆっくりになったり、速くなったり、不規則になる状態 のことです。

体内のカリウム濃度を高めすぎると、心臓に負担をかけてしまうのです。これは、塩分を取りすぎると血中のナトリウム濃度が高まり、心臓に負担がかかるのと同じメカニズムです。

トマトジュースは毎日がぶがぶ飲み続けるよりも、“食事の補助”という感覚で少しずつ飲むほうが良いでしょう。

どんな食品にも、必ずデメリットがある!

トマトが肌に良いと聞くと、トマトばかり・・・リンゴがダイエットに良いと聞くと、リンゴばかり食べる人がいます。しかし、どんな食品にも必ずメリットとデメリットがあります

たとえば、コラーゲンが豊富なフカヒレは、食べすぎるとカロリーの摂り過ぎになります。鉄分が豊富なレバーは、食べすぎるとビタミンAの過剰摂取で骨を弱くしてしまいます。“完全栄養食”といわれる卵でさえ、食べ過ぎるとコレステロール値が高くなってしまいます。

トマトばかり摂り続けるより、同じ抗酸化作用をもつビタミンCあるいはビタミンEを含む野菜をローテーションで使い分けたほうが、健康を保ちながらニキビ跡を改善できます。食事による肌荒れ改善というのは、時間をかけてゆっくり現れます。急がば回れ!

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まとめ

・トマトのリコピンには、肌のサビを抑え、ニキビ跡改善する効果がある。

・リコピンは加熱処理して、油といっしょに摂ると、吸収力がアップする。

・トマトをそのまま食べるより、ジュースにしたほうがリコピンの量はアップする。

・極端にトマトジュースばかり飲みすぎると、「かんぴ症」「高カリウム血症」の恐れがある。

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