ミラブルplusはニキビ跡に効果なし?自力で重度のシミやクレーターを治すのは難しいかも

ミラブルplusはニキビ跡に効果なし?自力で重度のシミやクレーターを治すのは難しいかも ミラブル

シャワーヘッドのミラブルを使用して、背中ニキビや顔のニキビが収まったという人が少なからずいます。では、赤身や茶色いシミのニキビ跡、陥没型のクレーターは改善されるのでしょうか?

スポンサーリンク

ミラブルの長所は洗浄力と保湿力!新しいニキビの発生防止にはなるが・・・

シャワーヘッド「ミラブルplus」の最大のウリは、洗剤がなくても油性マジックを落とすほどの洗浄力。そして、水道水にある残留塩素を80パーセント除去し、肌にやさしいシャワーを実現したことです。

ニキビができる原因は、皮脂が過剰に分泌されてしまうこと。 「ミラブルplus」 は、クレンジング剤でも落とすことが難しい皮脂汚れを吸着できるので、新しいニキビができるのを抑える効果は期待できます

ただ、ニキビ跡はどうかというと、ちょっと難しいと思います。

自力でニキビ跡を改善するのに必要なのは、ターンオーバーの正常化!

ニキビ跡には、大きくわけて3つのタイプがあります。ニキビ跡のおもなタイプと原因、できる箇所は以下のとおり。この中で、セルフケアで改善が見込めるのは、肌の外側にできた赤みや茶色いシミのニキビ跡です。

タイプ 原因 できる箇所
赤み 炎症によって、毛細血管がうっ血 表皮
茶色いシミ メラニン色素が沈着 表皮~真皮
クレーター(凸凹) お肌の深い部分(真皮)の組織が破壊される 真皮
表皮と真皮、ニキビ跡の改善のカギとなるターンオーバー、ミラブルplus

赤みや黒、茶色いしみタイプのニキビ跡は、肌の外側、表皮にできます。表皮は、ターンオーバー(肌細胞の入れ替わりのサイクル)によって、少しずつ入れ替わっていきます。

といっても、この周期は20代で約28日間。しかも、0.02ミリ以下という薄い膜が少しずつはがれ落ち、新しい膜と入れ替わってゆくもの。数カ月、数年という長いスパンで、少しずつ赤みやシミは薄くなってゆきます。

つまり、表皮にできたニキビ跡が改善するカギは、「ターンオーバーの正常化」です。

いっぽう。「ミラブルplus」はあくまで洗浄に効果を発揮するアイテム。ターンオーバーとは直接の関係はありません。ですから、「ミラブルplus」を使ったからといって、魔法のように「ニキビ跡が治った!」というのは考えづらいのです。

ミラブルを販売する正規の代理店のサイトにも、

「肌トラブルの改善については、かかりつけの医師へご相談ください」

と、はっきり明記されています。

ミラブルplusで肌トラブルは改善される?

ミラブルplusでニキビ跡の改善されたという口コミはウソ?

では、ミラブルplusを使ってニキビ跡が薄くなった、改善されたという口コミはウソなのでしょうか?

アットコスメやECサイトで、「ミラブルplus」を使った人の感想をまとめてみました。

23歳・乾燥肌
23歳・乾燥肌

驚いたのは、長年悩まされていた鼻の黒ずみが軽減されたことです。毛穴の中まで水流が入りこんで洗ってくれるような感覚です

44歳・敏感肌
44歳・敏感肌

水流を切り替えてミストにするのが、ちょっと面倒。それでも、体の吹き出物や家族のしつこいニキビは激減しました

「ミラブルplus」 を使い続けたことで、肌が1トーン明るくなった、黒いシミが薄くなったという感想をちょこちょこ見かけます。

考えられるのは、 「ミラブルplus」 の使用によって、ニキビ用のクレンジング剤の使用をやめたことです。市販の洗顔フォームの中には、「ラウリル硝酸Na」や「ラウレス硝酸na」などの合成界面活性剤が含まれていることがあります。

これらは、肌の皮脂膜や角質層を溶かしてしまい、肌のバリア機能を弱めてしまいます。ターンオーバー(肌細胞の入れ替わりのサイクル)は本来、角質のいちばん外側がはがれたら、それを補うぶんの新しい肌細胞が生成されます。

つまり、はがれ落ちるぶんと、新しく作られるぶんが釣り合っている状態なのです。ところが、強力な洗顔フォームを使っていると、はがす必要のない角質層まではがしてしまい、この均衡が崩れてしまいます。

すると、まだ成長しきっていない角質細胞が外界にさらされるようになります。未成熟の角質細胞は、お肌に水分を保持する能力が育っていません。ウィルスや細菌など異物の侵入を防ぐチカラも足りません。ターンオーバーが正常に機能しなくなり、ニキビ跡を薄めるどころか、新たな肌トラブルを生んでしまうのです。

「ミラブルplus」 の使用とともに、強力すぎるクレンジング剤を使わなくなったことで、肌のバリア機能を壊すことがなくなった。このため、ターンオーバーがうまく働くようになり、結果的に赤みやシミのニキビ跡が改善された・・・これが、「ミラブルplus」でニキビ跡が改善された、という感想の真相でしょう。

「ミラブルplus」でも無理?深い色素沈着やクレーター型のニキビ跡を自力で治すのは難しい?

赤みや茶色いシミなど症状の軽いニキビ跡なら、ターンオーバーがうまく機能すれば改善することを述べてきました。これらはお肌のいちばん外側(=表皮)に残った色素なので、入れ替わりのサイクルで消えてゆくのです。

しかし、肌の奥深い部分(=真皮)の組織が傷ついてしまった陥没型のニキビ跡、いわゆるクレーターはターンオーバーだけでは治りません。また、同じシミでも、治りにくいタイプもあります。灰色や青みがかったニキビ跡は、メラニン色素が皮膚の奥の部分までに入りこんでしまっていて、改善が難しくなっています。

これらのニキビ跡を治すには、真皮のヘモグロビンの調整やコラーゲンの増殖といった処置が必要となってきます。クリニックなどで「フラクショナルレーザー」や「ダーマペイン」といった本格的な施術を受けないと、セルフケアだけで大きな改善は見込めないでしょう。

ただ、食生活を見直すことで、ある程度、目立たなくすることは可能です。積極的に食べたいのが以下の2種類。

  • 新しい肌細胞の元となる「タンパク質」
  • メラニン色素の排出を邪魔している活性酸素をおさえこむ「抗酸化食品」

これらをたくさん食べ、逆に老化の要因となる白砂糖を控えることによって、内側から自己治癒能力を高めてゆくことができます。

ニキビ跡は食事で治る?赤みや色素沈着、クレーターが改善する食べ物とは?
ニキビ跡をセルフケアで治すのは、困難だと言われています。しかし、時間こそかかりますが、赤み・色素沈着などのニキビ跡は、正しい食生活を続けると、改善がみられます。人間のカラダを作っているのは、食べ物だからです。クレーターを食べ物で改...

凸凹を治すという根本的な治療は、自力では無理かもしれません。しかし、皮脂を抑えて“見え方”を変えたり、シミやしわといった老化現象をくい止めたり・・・食生活の見直しでできることもあります。皮膚も髪の毛も、人間の体を形作っているのは結局は食べ物だからです。