関係ないと思ってない?ニキビを悪化させる食事とは?【中学・高校生向け】

ニキビ(尋常性ざそう)
ニキビ(尋常性ざそう)
記事内に広告が含まれています。

ニキビができやすいのは、もって生まれた肌質のせい。食事なんて、関係ない。そんなことを思ってる人はいませんか?

それは大きな間違い。わたしは、中学・高校生のころからニキビに悩まされ、大人になってからもニキビと闘いつづけました。数々の失敗から学んだことがあります。ニキビを作るのも治すのも、食事次第だということです。

ニキビに悪い食事ワースト3

中学生・高校生にとって、身近な食べ物でありながら、肌によくない食べものをまとめます。

3.スナック菓子

スナック菓子の多くは、じゃがいもや豆腐などの食材を油であげています。

たとえば、よくある『ポテトチップス』を例にとりましょう。商品の袋のウラにある、成分表をチェックしてみてください。

  • 脂質
  • 炭水化物

という表記がないでしょうか?

『脂質』とは、のこと。『炭水化物』は、食物繊維(しょくもつせんい)と糖質から成り立っています。

油や糖質をとりすぎると、からだはニキビの原因となる皮脂を大量に分泌(ぶんぴつ)してしまいます。

使われている油が、また良くない。スナック菓子の多くは、こんがりと揚げるためにパーム油が使用されています。パーム油には、飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)が含まれます。

この成分には、皮脂の過剰分泌をうながす作用があるのです。

油にも“いい油”もあります。それが、青魚や植物油に含まれている「不飽和脂肪酸」です。これらは血液の流れをスムーズにして、ターンオーバー(=肌細胞の入れ替わるサイクル)を促してくれます。

2.カップラーメン

カップラーメンは、基本的には油で揚げてあるだけの麺です。しかし、これだけでお腹が満たされてしまうため、どうしても栄養のバランスが悪くなります。

最近は、健康志向に対応するため、野菜を増量するカップラーメンも増えています。ところが、加工するにあたって加熱処理され、野菜の栄養素はほとんどなくなっています。

栄養のバランスが悪いだけではありません。カップラーメンやインスタントラーメンには、食品添加物や保存料が使用されています。このような食品添加物を体内に入れると、活性酸素が発生しやすくなります。

活性酸素は、細胞を傷つけ、ビタミンCを破壊してしまいます。

(⇦ ビタミンCには、コラーゲンの生成を促し、肌の弾力やハリをキープさせる作用があります)

3.菓子パン

上で述べたように、糖質と脂質をとりすぎると、皮脂が過剰に分泌されるようになってしまいます。

この両方でできているのが、菓子パンです。ご存知のようにパンは、炭水化物。炭水化物には、もともと糖分が含まれています。ドーナツやチョコパンなど、砂糖の多い菓子パンを食べると、さらに糖分を摂ってしまうことになります。

また、菓子パンに使われる油やマーガリンには、トランス脂肪酸が含まれます。この成分は、悪玉コレステロールを増やすはたらきがあります。コレステロールが増えると、皮脂の分泌につながります。

また、トランス脂肪酸には糖尿病・高血圧のリスクもあり、習慣的に摂取するのは大変危険です。実はもっとも避けたい食べ物です。

関連【タンパク質やビタミンCを摂ろう!】赤みニキビに有効な食事とは?

まとめ

この他、ハンバーガー、フライドポテトなど、ファストフードは肌によくない油を使っています。ニキビができやすい体質の人は、これらを極力食べてはいけません。

そうでないと、20代・30代になってもニキビに悩まされ続けることになります。肌に悪いものを食べずに、和食中心の生活を送る・・・これがキレイな肌を取り戻す、遠回りのようで、いちばん近い方法なのです。

タイトルとURLをコピーしました