スイカで美肌?トマトよりリコピンの含有量が多い?

ニキビと食事
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トマトの色素成分であるリコピンは、高い美容効果があることで知られています。そんなトマトよりリコピンの含有量が高い野菜があります。それがスイカです。

この記事では、スイカの成分と効能についてお伝えします。

スイカで美肌?リコピンの含有量は、トマト以上!

甘くておいしいスイカ。その92%は水分。栄養なんて、ほとんどないように感じてしまいます。

しかし、意外にも美肌にうれしい成分が豊富に含まれています。

 

特に注目したいのがリコピンです。

リコピンは、トマトの赤い色素成分です。強い抗酸化作用があり、シミやシワのもとになる活性酸素をおさえる働きがあります。

リコピンを含む食品は少なく、トマトの他には、グレープフルーツ、柿などに留まっています。スイカのリコピンはこの中でも含有量が多く、トマトの約1.4倍も含まれています。

むくみの解消やアンチエイジングも期待? スイカに含まれる美容成分は?

スイカには、リコピンの他にも有効な栄養成分が含まれています。

塩分の摂り過ぎを解消・・・カリウム

人間のカラダは、ナトリウム(塩)とカリウムのバランスを取って、血圧や水分量を調節しています。

ところが、塩分を摂りすぎると、血液中の塩分濃度が高くなります。すると、血圧が高い状態(=高血圧)が続き、血管の病気を招くことがあります。

カリウムを摂ることによって、ナトリウムを汗や尿として体外へ排出できます。塩分濃度を下げ、高血圧を防いでくれるのです。

むくみを解消&アンチエイジングにも期待?・・・L-シトルリン

「むくみ」は、細胞の中の水分がふだんより多いときに起こります。また、下半身のむくみは、血の流れが悪くなると起こります。

スイカに含まれているL-シトルリンには、血管を拡張して、血液の流れを良くする作用があります。血のめぐりが良くなれば、「むくみ」や「冷え性」といった症状の改善が期待できます。

 

また、まだ研究段階ですが、L-シトルリンにはコラーゲンを保護する働きがある、と言われています。L-シトルリンは、特にスイカの皮にたくさん含まれています。

肌荒れを予防・・・βカロテン

β(ベータ)カロテンは、緑黄色野菜に含まれる色素成分のこと。体内ではビタミンAに変換され、新陳代謝を促し、皮膚や粘膜の健康をまもってくれます。

欠点は脂溶性ビタミンであること?スイカのリコピンやβカロテンをうまく摂るには?

スイカにはトマトの1.4倍ものリコピンが含まれていますが、効果的に摂取するのは大変です。

まず、スイカは夏の食べ物です。秋冬スイカもありますが、スーパーで1年を通して売っている訳ではありません。

また、リコピンとβカロテンは、脂溶性(しようせい)ビタミンです。

脂溶性ビタミンとは水に溶けにくく、油に溶けやすいビタミンのこと。

油で炒めたりオリーブオイルをかけたりしたほうが、吸収力が高まります。でも、スイカはそのまま食べるのが一般的。煮たり炒めたりしても、マズそう。

 

 そこでおすすめなのが、スイカの栄養素を抽出したサプリメントです。

アイシー製薬の「スイカプラス」には、リコピンやL-シトルリンだけでなく、スイカの種から抽出した不飽和脂肪酸も含まれています。不飽和脂肪酸とは、血液をサラサラにしてくれる“いい油”のこと。

スイカの種には、不飽和脂肪酸の中でも、特にリノレン酸が含まれています。

リノレン酸にはうつ病や皮膚炎を軽減する作用がありますので、美肌のためにも摂りたい成分です。

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